8月のレッスン休講について

いつもレッスンにお越しいただきありがとうございます。

毎回のレッスンを楽しみにしていただいているなか申し訳ない気持ちもあるのですが、8月はペルーの瞑想セレモニー参加に伴い、1カ月休講となります。

 

このセレモニー参加につきましては私自身の人生をかけた特別な思いがあり参加を決意しました。

9月のレッスンは行いますが、10月以降の予約スケジュールにつきましてはセレモニー後の自身の方向性やビジョンにより報告させていただきます。

長い文章にはなりますが、ここまでピラティスを続けてきて見えてきた【私自身が感じたこと】を素直に書き記していきたいと思います。

 

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 

【ペルー、瞑想セレモニー参加への思い】

ピラティスを続けるなかで
自分自身の身体と向き合い、早いもので6年が経ちました。

そのなかで見えてきたことは
身体と心、精神のつながりの深さです。

そしてそのなかで私にとっての真実を知り、何にも囚われないピュアな私に戻るという思いがあり今回参加を決めました。

というのも、私は幼少期からどこか孤独感が強く、人に頼ることが得意ではありませんでした。

人との関わりにおいても繊細さがゆえにうまく自分を尊ぶことができず、自分よりもまずは人を優先しすぎてしまう傾向があり、本当の意味での人と人とのつながりを感じることや

誰かを信頼したり信頼されるという感覚があまりわかりませんでした。

もともと育った環境や生きてきた環境の影響からか自分の中から湧き上がってくる、ごくあたりまえの感情をすべて感じることができず、制限や生きづらさを感じており、その中でもうまくバランスとって生きていく支えとなっていてくれたものがダンスでした。

 

【精神的な支えとなるもの】

ダンスを踊っているときは唯一自分らしくすべてを解放でき、言葉を超えたなにかを表現できると感じ喜びを感じていました。

その後、私にはダンスしかないとの思いからダンサーを志しダンス専門学校の道へと進みました。

ダンサー時代には3度となる重い腰痛を患い、その時にはじめて自分自身の肉体へと意識が向くようになってきました。それまでの私はからだを感じて動くことが好きというよりは、自分の内側にある感じきれない感情や思い(感じてはいけないと思い込んでいたもの)をリリースする手段として踊っていたので肝心なからだには無頓着な状態でした。しかし、腰痛を機にからだへの意識の向け方や扱い方、すなわち肉体レベルでの自分自身の愛し方をピラティスから教えてもらいました。

 

【ピラティスで救われた心と精神】~アウェアネス(気づき)~

ピラティスをしたあとには心も身体もスッキリと軽やかになる感覚があると思いますが、そのように心地の良い自分自身に生まれ変わっていくと
私のなかであることに気がつきはじめました。

それは人の身体には

過去に経験した感情やトラウマ、その他の思い込みが蓄積されるということです。

例えば大きな痛みを伴うケガをしたとします。その箇所に触れようとしたならば身体と心は一瞬ヒヤっとして硬直する感覚を覚えるでしょう。

このように私達は身体という肉体を通して感覚的に感情(印象)を記憶しています。

このお話をすると少し摩訶不思議な怪しいお話にも聞こえてしまうかもしれませんが、実際に脳科学や神経学ともつながりのあるピラティスでは
クライアントさんのお身体に触れることもあることから
事前にレッスン前には触れてほしくない場所やケガがあるかなどの既往歴を聞くことの背景にはこのような意味合いも含まれています。

ピラティスを通して肉体レベルでの心地よい自分に慣れてくると精神レベルでも同様のことが起こると実感しいて具体的には自身の思い込みや思考の癖というものに気付くようになりました。

 

【Return to life through contrology】~ピラティスで人生を取り戻す~

不思議なことに、自分自身のからだとのつながりが強まると自分自身のからだが喜んでいる感覚に気付き、ピラティスを続けていくうちに苦手意識が強かった【人とのつながり】という精神レベルでのつながりにも変化を感じるようになってきました。

 

自分らしく生きていい

無理をしなくていい

 

自分の心が感じていることに嘘をついた時、違和感を感じるようになってきたのです。

そして、本当の自分が感じていることにすべてジャッジをせず、感じていいと許可できるようになってから出会った1番の大きな変化と喪失が離婚でした。

 

【対極の学び】

とても尊敬して唯一心の底から信頼、信用できた彼との結婚だったので、離婚の決断に至るまでには自分のなかで相当悩み、苦しかったです。

私たちにはこどもがいませんでしたが、結婚は2人だけのものではないと思っていましたし、何より愛していたものが変わっていくことに恐れや寂しさ、儚さなどを感じていました。世間体や親からの言葉など決断を揺るがすものもたくさんありました。しかし、自分の心に生まれた違和感は無視できず自分の心の声や感覚を信頼しようと新たなステージへと進む決意をしました。

 

自分らしく生きていい

無理をしなくていい

 

お互いが本当の自分を生きていくためにはそれぞれの道を歩む必要性があると感じ、話し合いを重ねたうえ離婚という形になりました。

離婚した当初は、世間が離婚に対して騒ぎ立てる風習からか、漠然としたマイナスイメージ(失敗、間違い、汚点、忍耐が足りないなど)しかなかったのですが、

周りの友人や海外の家族、友人などの励ましから自分の中にあった離婚の価値観やイメージと向き合う経験となり、新たな門出として祝福に変えることができた経験となりました。

形が変わっても関係性は変わらない

今でもお互いが必要な時にはサポートし合えるありがたい関係性を築いています。

 

【新たなるステージへ】~魂からの願いを生きる~

今回のペルーでは、アヤワスカというメディスンプラント(薬草)を用いた瞑想セレモニーで、より深いレベルで自分自身の人生を私らしく生きていくために必要なプロセスだと感じたため参加してきます。

このメディスンプラントはペルーの国家文化遺産に登録されているものです。以下、信頼できるネットページからの引用。

※※※

アヤワスカは、少なくとも2000年以上前から南米の先住民によって使用されてきました。先住民にとって重要な儀式で自然界や祖先、精霊と交流したり、未来や過去を見通しす、病気や呪いを治したりするために行われました。また、アヤワスカは、社会的な結束や共同体の秩序を保つためにも役立ちました。例えば、嘘つきや泥棒などの不正行為を暴くために使われたり、戦争や平和交渉の際に敵の動向や心理を探るために使われたりしました。現在でも、南米の多くの地域では、アヤワスカは伝統的な儀式として続けられています。

※※※

 

最近ではSNSでさまざまな情報が飛び交い表面的な現象のみをうたい切り取った幻覚剤などとも言われておりますが、その薬草のもつ本来の目的と本質は、何事も使い手がどのようになにを意図するのか?それにかかっていると思います。

 

私は自分が今まで経験してきたことから【個人が発する無言の感情、気分、エネルギー、波動】というものが周りにどのような影響を与えるか、そのことについて扱っていくミッションがあると直感しています。ピラティスだけではなく、新たな精神レベルでの学びが今後私が生きていく日常で体現していきたいヒントがあるとわかっているのでレッスンを楽しみにしてただている皆さまには申し訳ない氣持ちもあるのですが、自身の次なる魂の願いを生きていくステージへと向かうための決断につきご理解いただけると幸いです。

 

なお、セレモニー期間前後にはデジタルデトックスの期間もあることから携帯電話の使用ができません。

お問い合わせにつきましては、9月1日から順次ご返信いたします。

ご不便、ご迷惑をおかけしますが今後の人生に私自身が私らしく生きる必要なプロセスだと感じています。

温かく見守っていただけると嬉しいです。

高橋 美樹

PAGE TOP